「たまごふわふわ」というとっても素敵な名前の料理をご存じですか?
静岡県袋井市のご当地料理で、江戸時代の人気料理だったそうです。「続『刀剣乱舞 -花丸-』」の中で紹介されたのをきっかけに話題にもなりましたね!
その名前の通りふわふわの卵が特徴のこの魅力的な料理、日本酒と合わせても絶品ですよ!
「たまごふわふわ」について
たまごふわふわは静岡県袋井市のご当地グルメです。袋井はかつて東海道五十三次の真ん中の宿場町で、袋井宿で宿泊客の朝食に出されたとされています。
江戸時代に全国各地で食された人気料理といわれますが、将軍家や豪商などが食した高級卵料理だったそうです。
材料は卵とだし汁だけというシンプルな料理ですが、さすが江戸時代のセレブ料理。そのふわふわの食感とやさしく上品な味わいは絶品です。
この「たまごふわふわ」は江戸時代の文献「仙台下向日記」に登場した料理ですが、袋井市観光協会によって再現されました。
現在、袋井市にはたまごふわふわが食べられるお店があり、江戸時代のものを再現したお店だけでなく、中華風やスイーツ、パンなどにアレンジした創作たまごふわふわを楽しめる店もあるようです!
たまごふわふわを食べるために袋井に行く方も多いそうですが、「やっぱりちょっと遠い」「なかなか行けない」という方はご自宅でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
袋井市のサイトなどを参考にレシピをご紹介します!
たまごふわふわのレシピ・作り方
<材料(2人分)>
- 卵 1個
- だし 1カップ(200ml)
- 醤油 小さじ1/4(1.5g)
- みりん 小さじ1/6(1g)
- 塩 小さじ1/6~1/4(1~1.5g)
- こしょう 少々
- お好みでみつば、小ねぎなど 適量
<作り方>
1.だしに醤油、みりん、塩、こしょうを混ぜてすまし汁を作り、180mlと20mlに分け、180mlを土鍋に入れて蓋をして火にかける。
2.20mlのだしと卵をボウルに入れてしっかりと泡立てる。ハンドミキサーを使うと楽ですが、なければ泡立て器で頑張りましょう!
3.土鍋のすまし汁が煮立ったら火を止めて、泡立てた卵を端からいっきに流し入れて蓋をして10~15秒蒸らします。
4.蓋をあけたら、たまごふわふわの出来上がりです!お好みで刻んだみつばやネギを散らしてもよいでしょう。
上手に卵をふわふわに仕上げるために、土鍋の蓋も一緒に温めておくとよいです。
塩加減は、この分量で塩を1.5g入れると少し塩気が強い感じもしますが、お酒のおつまみとしてはいい感じです。
塩分控えめがお好みの方はもう少し減らしてもよさそうです。甘めが好みの方は塩の代わりに砂糖を入れてもいいそうです。
ちなみにお餅やきのこを加えてアレンジを楽しむこともできるようです。確かにおいしそうです!いろいろな具を加えて楽しんでみたいですね。
たまごふわふわに合わせたいおすすめのお酒
アツアツのたまごふわふわには燗酒がよく合います!土鍋が活躍する寒い季節に特におすすめのおつまみです。
もちろんお好みのお酒でお楽しみいただけたらと思うのですが、個人的にはお燗したお酒が合うと感じました。
お米のうまみとキレが楽しめるタイプは間違いないおいしさかと思います。
だしの味わいや塩加減などにもよると思いますし、お砂糖を入れた甘めのたまごふわふわなら甘口のお酒とも楽しめそうですね。
ぜひお好みの仕上がりとお酒で楽しんでみてください!
まとめ
たまごふわふわという静岡県袋井市の素敵なご当地料理。今まで知ってた方も今回初めて知った方も、ぜひ日本酒と合わせて楽しんでみてはいかがでしょう。
シンプルな材料で作る上品なおいしさに加えてアレンジも楽しめるたまごふわふわは普段のおつまみのレパートリーに加えたくなること間違いなしです!
【参考サイト】
袋井市観光協会
http://www.fukuroi-kankou.jp/egg/
http://www.fukuroi-kankou.jp/wp/archives/category/tamago
袋井市観光協会ブログ
https://fukuroikankou.hamazo.tv/e2411413.html
袋井市
http://www.city.fukuroi.shizuoka.jp/kanko_bunka/tokusan/taberu/1425446984685.html